こんにちは!しょうこです^^
ザワークラウトってご存知ですか?
ドイツで親しまれているキャベツの漬物です。
世界で一番シンプルな発酵食と言われて、材料も作り方もとっても簡単!
キャベツの葉についている常在菌の力で発酵するので、原理はぬか漬けと同じですね。
通常は緑色のキャベツで作りますが、紫キャベツで作るとおしゃれになるのでおすすめです♪
ザワークラウトの作り方
材料
紫キャベツ 1玉
塩 千切りしたキャベツの重さの2%
※割合が合っていれば、どんな量でも作れます
※出来上がりは水分が出てしんなりするので、多めに仕込んでください(イメージの3倍くらい仕込んで大丈夫です!笑)
手順
- キャベツを千切りにする(太めの千切りでOK)
- 重さを計り、その2%量の塩を加える
- ギュッと押し付けるように混ぜる
- 水分が出てしなっとしてきたら、消毒した保存瓶に詰める(水分も全て入れる)
- 常温で数日置き、ぷくぷく泡が出てきたら完成!
ポイント
- 雑菌が入ることを防止するため、水分が入らないようにしましょう。(紫キャベツから出る水分はOK)
- 瓶に詰めるとき、綿棒などを使ってぎゅうぎゅうと詰めましょう。押すことでキャベツから水分が出て、全体が浸かる状態が理想です。
- 紫キャベツは、普通のキャベツよりも水分量が少ない場合があるので、より水分を出すイメージで作ってみてください
- お好みでスパイスを入れてもOK!私はクローブとローリエを入れています。
- 塩は、発酵を抑える働きをします。入れ過ぎると中々発酵せず、少なすぎると発酵が進みすぎたり、悪い菌の発酵が進んでしまったりするので、まずは2%から始めてみてください。コツを掴んだら、気温に合わせて調整してみてください。(夏は多め、冬は少なめ)
- 今回使った保存容器は、ケユカの420mlと800mlのものです。1玉分入りましたが、ぺろっとすぐに食べてしまいました笑
ザワークラウトの楽しみ方
料理の付け合せで食卓を華やかに!
ドイツではソーセージやお肉料理の付け合せとして隣に盛られています。
お肉をさっぱりと食べることができて、よく合うんです◎
日々の食卓では箸休めとして小鉢で出してもいいですし、紅生姜のように丼に付け合わせてもOK!
ぬか漬けのようなクセはなく、シンプルな酸味なので、様々な料理に合わせやすいです。
ピンクがかった紫色がとってもきれい♪
1つあるとテーブルが華やかになりますよ!
いろんな具材と合わせてサンドイッチ
少し水分を切ってはさめば、酸味がいいアクセントに♪
色鮮やかで断面もおしゃれに仕上がりますよ!
ホットドッグにも合います^^
保存食のいいところは、急いで食べきらなくていいところ。
日持ちするので、ちょっとした具材として少量ずつ使うのに便利ですよね!
お肉と煮込んでさっぱりシュークルート
お肉やソーセージとザワークラウトをお好みの野菜と合わせて煮込み、ブイヨンで味をつけるだけ。
程よく酸味のきいた煮込み料理の完成です!
煮込む際に白ワインを入れるとより本格的な味に。
お肉をさっぱりと食べることができます。
ほぼ火にかけておくだけなので簡単ですし、おもてなし料理にもぴったり!
※厳密には、ザワークラウトとシュークルートは同じです。ドイツ語かフランス語かの違い。どちらもこのキャベツの漬物自体と、それを使った料理を指します。
キャベツ/ザワークラウトの効能
- キャベツは内蔵の機能を整える働きがあります。
- 特に消化にかかわる胃腸を整え、東洋医学で言う”気”を補う効果があります。
- 粘膜に良いビタミンU、骨に良いビタミンK、ビタミンCが豊富ですが、熱に弱いため、ザワークラウトのように非加熱で食べると効果的に取り入れることができます。
- 紫キャベツの色はアントシアニンからきており、目に良いです。
- ザワークラウトは植物性乳酸菌が働くため、腸内環境を整えてくれます。
さいごに
いかがでしたか?
簡単で使いやすいザワークラウト。
私としても、かなりお気に入りの保存食の1つです。
慣れると計量しなくても作れるようになります。
コツを掴んだら、季節や気温に合わせて塩加減を調整してくださいね。
ぜひ試してみてください♪
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