こんにちは!しょうこです^^
今回は、なんともかわいい、お花のお茶についてご紹介します♪
花茶とは?
花茶には、大きく分けて2つの種類があります。
- 再加工茶:茉莉花茶(ジャスミン茶)のように、茶葉に花の香りをつけたもの
- 茶外茶:菊やバラなどの花そのものをお茶として飲むもの
今回はその中でも、そのものを楽しめるお花についてご紹介していきます。
茉莉花茶(ジャスミン茶)について、詳しくはこちらの記事をご覧ください!
花茶の種類
菊
菊について
菊はお茶としても、薬膳としても、よく使われる花です。
お茶として飲む品種だけでも、100種類もあるんです!
茶水の色は薄い黄色から、蛍光色のような黄色、オレンジに近い黄色まで、さまざま。
味は清涼感があり、すっきりとした甘み。
中には、知らずに出されたらパッションフルーツかな?と思うものもあります!
菊茶の効能
- 東洋医学的には涼性。※温かい菊茶でも同じ。
- 体の余分な熱を取り除いてくれるため、暑い季節や熱がこもりやすい方に特におすすめ。
- 菊と言ったら目。目と言ったら菊。そのくらい、目の不調に効果がある。
- 目の疲れ、かすれ目、目の奥の痛み、頭痛、めまい等に◎
- 肝臓の調子を整えるので、二日酔い防止にも。
- 抗酸化作用と抗菌作用がある。
- 花粉症などさまざまな炎症を抑える。
- ルテインが豊富で、解毒作用が高い。
- 気持ちの高ぶり(イライラなど)を抑えてくれる。
※ノンカフェインなので、安心して飲めます!
バラ(玖瑰)
バラ(玖瑰)について
バラ科ハマナスの一種。
小ぶりなものから大きなものまでさまざまな種類があります。
産地により、特徴も様々。
例えばイラン産のものは存在感があり、山東省産のものは味と香りが長持ちします。
茶水は、薄い青紫色から徐々に濃くなり、ピンクや赤色になります。
色の移り変わりが美しい♪
味は自然のバラの香りをそのまま口に含んだよう。
豊かな香りの中にほのかな甘みが感じられます。
バラ(玖瑰)の効能
- 東洋医学的には温性です。※冷たいバラ茶でも同じ。
- 冷え性な方におすすめ。
- 血流を良くし、巡りを整えてくれる。
- 子宮を温めてくれるため、女性は積極的に摂り入れたい。
- 生理不順や生理痛にも効果大
- バラの香りで精神的にもリラックスできる。
- 鎮静作用があり、美肌効果も高い。
※ノンカフェインなので、安心して飲めます!
洛神花(ローゼル)
洛神花(ローゼル)について
洛神花はアオイ科のローゼル(食用ハイビスカス)のつぼみを乾燥させたもの。
雲南省や香港、台湾など様々な地域で生産されています。
名前は『洛神賦』という三国時代の文学書に登場する「洛神」という女神に由来します。
茶水はロゼワインのようにクリアに赤い。
酸味が強く、フルーティな甘酸っぱさがクセになる味わいです!
洛神花(ローゼル)の効能
- 東洋医学的には涼性です。※温かい洛神花茶でも同じ。
- 体の余分な熱を取り除いてくれるため、暑い季節や熱がこもりやすい方に特におすすめ。
- ビタミン、ポリフェノール、鉄分が豊富に含まれている。
- 新陳代謝が促進され、疲労回復効果大
- 美白、美肌効果抜群
- 生理痛を緩和する
- 血液の循環を良くする
- ストレスの解消に効果的
※ノンカフェインなので、安心して飲めます!
桂花(金木犀)
桂花(金木犀)について
桂花は中国で愛されているお花のひとつ。
茶水は黄色や金色で、細かい桂花が浮かんでいる様子が目にも楽しい♪
金木犀の香りがふわっと広がり、自分が香りをまとっているような感覚に。
香りとともに感じる甘味にも、とても幸せな気持ちになります。
その昔は宮廷の女官たちにも大人気だったのだそう。
桂花(金木犀)の効能
- 東洋医学的には温性です。※冷たい桂花茶でも同じ。
- 冷え性の方にオススメ。
- 秋に咲く桂花は、秋の養生にぴったり。
- 乾燥を防ぎ、痰や咳の解消にも効果的
- 血流を良くし、体の巡りを整えてくれる。
- 生理痛の緩和にも効果大
- 香りの効果でリラックス◎
※ノンカフェインなので、安心して飲めます!
花茶の飲み方
基本的に中国茶は、飲み方のルールはなく自由です。
お好みの淹れ方で、お好みの濃さで楽しむのが一番!
ここでは一般的においしいとされている淹れ方や、私が思う、より花茶を楽しむためのポイントをご紹介します!
おいしい淹れ方
- お湯の温度は80℃前後
- 茶葉3g:湯150ml程度
- 茶器は耐熱グラスまたは磁器製やガラス製の蓋碗
- 耐熱グラスの場合は、花を避けながらそのまま飲む
私が思う、花茶を楽しむためのワンポイント
お茶が減ってきたらお湯を注ぎ足して飲む
お茶が減り、味が濃くなったところにお湯を注ぎ足して、伸ばすようにして飲むと、長く楽しむことができます!
お茶を出し切ってしまう(飲み切ってしまう)と、次にお湯を注いだ時に、味が出るまでに時間がかかる(お茶が立ちにくい)ためです。
長くおいしく飲むためには、お湯がなくなる前に注ぎ足すようにしてみてください♪
氷砂糖でデザート感覚
花茶はもともとほのかな甘みがあるものが多いですが、そこに氷砂糖を1~2粒加えてみてください。
氷砂糖はゆっくり時間をかけて溶けるので、自然な甘みが増し、デザート感覚でお茶を楽しむことができます。
また氷砂糖は、薬膳的に疲れを取り除いたり、潤いの効果もあるため、花茶の効能と合わせてより満足できますね♪
バラ×洛神花で女性にうれしい効果
これはとっても相性のいい組み合わせです^^
バラと洛神花で美容ドリンクに!涼性と温性の組み合わせなので、バランスばっちり。
血を作り流れを良くする組み合わせなので、貧血の女性や、生理不順、生理痛のある方にとっても良い効果を発揮してくれます。
もちろん、美肌効果も抜群!
洛神花の酸味も抑えられ、飲みやすいブレンドティーです♪
緑茶と合わせて
【緑茶×菊】すがすがしい組み合わせ!ここに氷砂糖を追加してもおいしいですよ!
【緑茶×バラ】爽やかな緑茶と、華やかなバラも相性ばっちり◎
プーアル茶と合わせて
【プーアル茶×菊】プーアル茶の癖がなくなり飲みやすくなります!菊の清涼感がプラスされます!
【プーアル茶×バラ】同じく癖がなくなります!まろやかで華やかに♪
【プーアル×桂花】どちらも個性が強いですが、喧嘩せず調和してくれます。秋の味!
浮かべて楽しむ
【菊×クコの実】菊茶にクコの実を浮かべると、立派な薬膳茶に!目と肝臓にはコレです。クコの甘味と菊の相性が良すぎます!
【桂花】豆花などのスイーツや、白ワインなどのお酒に少し浮かべると、とってもかわいい!味もアクセントがきいて楽しめますよ^^
さいごに ~花茶の魅力~
いかがでしたか?
花茶は単体でも、組み合わせてもOK。主役にもわき役にもなれる大活躍なお茶です♪
ノンカフェインで、女性に嬉しい効果も期待できるので、ぜひ、花茶のある生活を楽しんでみてくださいね!
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